ANAの787-10は2019年6月現在シンガポール→成田間しか運航しておらず実際に搭乗するのは難しいでしょう。ネット上の情報を使いまわしているサイトはよく見かけますが実際搭乗しているケースは殆どありませんね! 今回実際の搭乗記と成っています。
ANA新型機体787-10(ダッシュテン)とは何か?
ANAは787シリーズで最長の胴体を有する最新モデル、ボーイング787-10型機(通称ダッシュテン)を日本の航空会社として初めて受領しました。受領した初号機は294席(ビジネスクラス38席、プレミアムエコノミー21席、エコノミークラス235席)の国際線仕様機で、3月30日に日本に到着しました。
これにより、ANAは787型機の全3機種を保有するアジアで唯一の航空会社です。
2019年4月26日成田=シンガポール線に、7月1日より成田=バンコク線を運航。2020年度末までに合計3機の受領を予定しており、順次東南アジア路線に投入していきます。
より快適におくつろぎいただける新シートを装備し、アジア地域に加え、日本経由の旺盛な三国間流動の需要にお応えしてまいります。
①プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスは、クラス世界最大となるタッチパネル式パーソ
ナルモニターを装備し、6方向に調整可能なヘッドレストとゆとりあるシートでおくつろぎいた
だけます。
②ビジネスクラスは大変ご好評をいただいている、フルフラットシートを互い違いに配置したスタ
ッガード配列の全席通路側スタイルを採用します。
③どのクラスもシートモニター画面はより使いやすいデザインに一新します。スワイプ式でコンテ
ンツが探せる仕様に変更し、11言語に拡充します
④「ANA Wi-Fi Service」の人気コンテンツである次世代型地図「ANA Flight Path」は3Dマップ
を採用し、東京と海外就航都市の地図に、日本最大級の旅行のクチコミと比較サイト「フォート
ラベル」の観光・レストラン情報を展開します。
貴女へのお勧め記事
787シリーズの最新鋭 何が凄い? 違いは?
何が貴女への凄い?
①国内初めてANAが運用
②最胴長機体である。
③ANAは787シリーズを3種保有しているASIA唯一の航空会社である
④とにかくすごい???
発注してから4年も掛かる所もまたすごい!
何が違う??
主翼前方コックピット側に長いため座席の窓が離れている(前から9個目と10個目の間)ざっと
言えば機体の長さが長いので主翼前方に違いが出ます。当然内部の居住性にも
比べると
豪華ビジネスクラス 乗ってみたレビュー
気になる機内の様子ですが実際に搭乗してきましたのでレビューします。今回の787-10から内部
シートが一新しました。
座席はおなじみのスタッガード個室空間を演出し、各座席通路に出やすい設計
と成っている。
違いは2点 シートの色と コンセント部
USB×2 コンセント×1 全部で3つ充電する事が出来る。
スマホ、パソコン、GoProなんて事もクリアー出来ちゃう!
コンセントはよく海外のホテルについているタイプでインバウンド狙いか。
窓側ではなく真ん中の席には、プライバシーも守られるスライドボードがある
↓
プライバシーの守られた空間はこんな感じ!
一番の変更点はテレビコンテンツでしょう。操作内容や多くの11言語対応
「ANA Flight Path」3Dマップを採用
次回はプレミアムエコノミーにフォーカスしたいと思います
運行路線からわかる事 ASIAの拠点は何処か?
日本とタイの距離は4426Km
約6時間かかります。アジアに巨大ハブ空港がタイバンコク、シンガポールチャンギ、韓国仁川、そして日本(成田・羽田)このアジアが生まれて当然です。
ANAは今回の最新鋭787-10をシンガポール→成田そしてタイバンコク→成田路線に導入を決めています。
今後重要な路線であることは間違いありません。
シンガポールチャンギ空港は現在T1(ターミナル1)~T4(ターミナル4)まであり比較的隣接している状況です。バンコクには2空港あり電車で1,5h 韓国も仁川→金浦1,5h
日本の成田→羽田も同じくらいです。日本のインバウンドも含めタイ<=>日本やシンガポール<=>日本のパイプをしっかりと構築する事は今後の経済発展にも大きく影響する事でしょう。
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