ここカンボジアには変なお金のルールが有る。端的に言えば2通貨の混合とざっくりした勘定となっている。日本のキッチリとした円単位の計算まで明確にする習慣はここにはない。多くとられたり少なく払ったり、細かいの無いというと、じゃーいいやなんて会話が成り立ってしまう。良いのか悪いのか?自分自身の物差しがブレていく。チップと言う習慣もない。不思議な国だ。
カンボジアの通貨はリエルです
ポル・ポト政権下の1978年に一旦廃止されたが、同政権崩壊後の1980年にカンボジア国立銀行が設立されリエルも復活。但し民主カンプチアにおいても貨幣が存在していたという説もある。
カンボジア経済の実態と比較してリエルの為替レートが高めに設定されており、特に輸出においては不利な状況におかれるため、カンボジア国内であっても中産階級や富裕層の間では一般に、もっぱら米ドルが使用されているのが実状だが、地方では一般に現金所得の低い人々が多いこともあって、リエルのほうが広く利用されている。また、公務員の給与はリエル払いが原則である。 基本的に紙幣が流通しているが硬貨もあるようだ。今のところ一度も見ていない。細かすぎてもらっても使い物にならない
お金の価値!
ここはカンボジア シェムリアップどちらかと言うと田舎の方である。時差ならぬ金額差が出てくるが現実として捉えるまでには時間は掛からない。おおよその物価は以下の通りである。
トゥクトゥクは市内何処に行っても2ドル *この不思議な法則は後程
水1.5L 0.5ドル
カップラーメン 0.9ドル
ビール中瓶 0.7ドル
1ドルは約100円(厳密には106円位のレート)
屋台で売ってるトウモロコシ 0.5ドル
食堂で食べたお昼のランチ 3.5ドル
60分タイ式マッサージ 5ドル
何となく日々の生活感として、日本円で200円で街まで20分移動して 300円で夕飯を食べて
500円で1時間マッサージを受けて70円でビール飲んで 150円で帰りに夜食と水を買う。
一連の流れで1500円位 の費用で十分満足できます。 日本だったら15.000-位見ますので
約10分の1の価格で満足できます。更に街に出なければ1時間マッサージ2ドル、近所の屋台で食事2ドルビール飲んで500円位 コスパは半端ない。
ホテルのベッドメイクしている子に給料聞いたら 食事つきで月150ドルらしい、その子はバイクで通勤している。バイクを買っていると言う事だ。しかも田舎の赤い土の道路にレクサスとか走っている。
日本の社会保障費用の高額さを思い知らされる。
ここシェムリアップはバス電車は無くほぼ一人一台バイクが有る。赤土の上で裸足でサッカーをしていた10歳位の子供までバイバイと言ってボロボロのバイクで帰っていく。日本だったら即補導対象である。
こんな光景はそこらじゅうで見かける光景である。おばさんが後ろに3人も乗せてすいすい走り回っている。日本人はバイクに運転下手なのだろうか?日本にこんな事する若しくは出来るおばさんは居ないだろう
しかしココではこれ位の技術が無ければ死活問題と成る。
バイクはいくらで販売されているんだろうか?ちょっと不思議になるが中学生くらいの子が乗っていたボロボロの赤いが部には静岡中央02と書いてあった。かつて郵便局で使われていた物だろう。問題は売却したのか盗まれてここカンボジアまで密輸されたのか?疑問である。
お金を使うときの注意事項
さてここカンボジアでの不思議なお金のルールを説明
基本となるのが
1ドル = 4000リエル である
上記屋台でチャーハンを食べたら2ドル(8000)リエルである
では肉無のチャーハン1.5ドルを食べたら、お会計は2ドルとなる??
1.5ドルの会計が2ドル???
何故か?
基本的にドルが流通しているし観光客はドルで清算する。1ドル以下の端数は全て1ドルに切り上げと成るわけだ仮に1.1ドルだったとしても2ドルに成る。数十円の損失なんだけど、10回90円損すれば900円ここカンボジアだったら4日分の夕食代だ。
では 1.5ドルの場合どうするか?
1ドル + 2000リエルを払う。
もともと1.5ドルは6.000リエルであるから4.000リエルをドルで払い残りをリエルで払う。
要するに1ドル以下はリエルで払うわけだ!
だから1.5ドルの場合は6.000リエル払っても良し 1ドルと2.000リエル払っても良し
たいていの観光客は2ドル払うことになる。長期滞在する時は結構な金額に成るので参考に!
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